裁判の傍聴

いままで裁判を主体的に行ったことが一度だけある

夜逃げをされた元住人に対してのもので、残置物の処分に関する強制執行を求めるものであった。結果は当然ながら欠席裁判となりあっという間に勝訴。

正直物足りない、やるせない報われない裁判であった

 

あまり裁判所というところに縁がない(ない方が良いのだろうし)

それまで競売などもチャレンジしているので足を運ぶことはあったが法廷に入ったのは1度きりであった

ただ最近は親類の裁判の手伝い(高齢であったり、病気から障碍を持っているということもあり)というか、専門家とやりとりのメールや文書を作成する必要がある場合に加勢しているので裁判所との縁ができてしまった

その日も用があり、ついでに傍聴してみることにしたのだが

風変わりなおじさん が傍聴者の入り口の前でブツブツいいながら体をひねりシミュレーションをしていた

観察をしていると良識のある方のように見受けられたので、話しかけてみることに…

私:「そろそろ時間が近づいてきますが、こんなギリギリまで裁判官や事務官、弁護士の方も来ないんですね~」

表にある掲示を見ながら

「そうですね…どちらの裁判を傍聴されるんですか?」

私:「いえたまたま来たもので…汗」

指をさしながら

「こちらの裁判は親類同士でしょうかね~」

・・・

 

なんて話をしていると裁判官達が現れた

傍聴人入り口から法廷に入り、出口に近いところに席を取り座ると、そのオジさんは奥の前の方に座った

 

1つ目の裁判で代理人の弁護士2人と裁判官、書記官で行われたが10分程度で次回の打ち合わせとなった

 

2つ目に移行した時である

傍聴マニアのオジさんが法廷の方に先ほどの弁護士が座っていた席に移動した

なんかすみません、勝手にマニアと思ってました

と心の中で謝りながら席を立ったのだった

 

忙しい方々には裁判の傍聴とかいく余裕がないとは思うが、面白い裁判があったら是非裁判所に足を運ぶことをおススメしたい

刑事だけでなく民事でも傍聴可能な裁判があるようだし

ただ、傍聴日記とかブログにしている人がいるけど、プライバシーの問題とかはないのかな…とふと疑問に感じた