元福岡県人が宮崎県人になり思うこと

タイトルにもあるように元福岡県民の私。
トヨタや日産などの自動車産業が北九州の雇用をたくさん生み出し、人口が増えているという話から思ったことです。

聞くところによると宮崎って昔は「陸の孤島」なんて呼ばれ方をすることがあったようです。

現在は飛行機があるし、なにより宮崎自動車道という高速道路が九州自動車道に繋がったことで熊本や福岡へのアクセスが楽になりました。

しかしこの高速道路も大雨なんかが降っちゃうと「通行止め」になります。(特にえびの~八代あたりの山間部で)その時は陸の孤島という言葉が頭によぎります。。。

それでも都城はまだこの宮崎自動車道があるんでまだ恵まれている方だと思いますが、「宮崎県」ということで考えると県内の交通網は他県に比べて劣っているように思えてなりません。
県北と宮崎への交通は10号線しかありませんし…そのためか県内でも3時間以上時間がかかるところが結構あるような気がします。

「地方切捨」といわれる政策を行われ、地方というのはどこも厳しいものだろうと思います。
その中で宮崎県は東国原知事効果もあり、農業、畜産業、あと多少観光業も賑わってはいるでしょう…
しかし、農業や観光では、、、やはり雇用を恒常的に生み出してくれそうな企業の数がやっぱり乏しい。

企業誘致など宮崎の政治家さんも頑張ってはいるでしょうが、うまくいってないのかあまり進んでいないような感があります・・・。

真面目な話題のはずがなにやらとりとめの無い話になってきましたが、、、宮崎県内の建設業者の倒産、経営破綻の噂などのニュースが入るたびに考えさせられます。
職員達はどこへいかれるのでしょうか?

大きな企業の数が少ない宮崎では建設業は1番に雇用を生み出している主幹産業です。
その主幹産業である建設業の倒産が数多く噂されている現況。
また若い力が県外に出て行くことになるのでしょうか…?

県外に出て行くことが出来る人はまだいいのかもしれません…。
しかし宮崎の地方経済はどうなるのでしょうか。。。(宮崎に物件を集中させている私にとっても気になるところです)

「地方の格差問題」

一般の方からは「またバラマキ型…」との批判もあるでしょうが、せめて企業誘致に有利となるくらいの道路交通網の整備が必要ではないかと私は思っております。